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台風16号情報 [社会問題]

台風16号情報です

気象庁の発表では日本時間9月15日午前9時現在の勢力は・・・中心気圧905hPa、最大風速55mの猛烈な台風です。

一方米軍の観測では日本時間9月15日午前10時30分現在の勢力は・・・中心気圧938.3hPa、最大風速45~50m(115Kt)になっています。風のはかり方が日本と米軍と異なりますので、補正しています。

すでに台風16号は衰え初めていて、CI値(台風の発達具合)も6.0まで下がっています(昨日は7.1)。

昨日までは気象庁と米軍との差はあまりありませんでしたが、今日になって前回の15号と似た傾向になっています。

防災面では警戒、対策が必要ですが、また前回と同じような結果になると、気象庁も国民の信頼を失うでしょうね。

今回の台風は、前回とは少し性質が異なりそうですので、前回より強い風が吹く恐れがありますので、警戒は必要です。

この点をちゃんと気象庁も説明をして欲しいと思います。


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気象庁の体質 [社会問題]

また沖縄に非常に強い(現在は猛烈な)台風が接近しています。

先日台風15号が沖縄に接近したとき、気象庁は「史上最強の台風接近」「最大級の警戒を」と事前に異例の記者会見を沖縄地方気象台がして、住民に警戒を求めましたが、結果は・・・気象庁の完敗でした

先日の私のブログでも書きましたが、最大で50m、突風で70mという予想を出しておきながら、結果は最大で30m、突風でも40mと沖縄では「普通」の台風でした。気象庁が台風の性質を見誤ったのもあるし、米軍が行っている実測値を無視して、あくまで自分たちがおこなっているドボラック法という観測方法に固執した結果だと思います

台風のデータを集めた「デジタル台風」というサイトがありますが、ここに先日の私のブログで書いた気象庁の体質について書かれています。

地元沖縄の新聞も、気象庁が出した事前の台風情報による勢力と比べて、あまりにも乖離した台風(良い意味でです)だったので、私が指摘したように、気象庁がきちんとした検証をして、住民に説明しないと、住民の気象庁への信頼がなくなり防災上、非常に危険であるということを指摘しています。

地元新聞や地元の人は、ぶっちゃけ「はずれじゃん、謝れよ」と気象庁に言っているのです。

それに対して、気象庁は「この程度の誤差は想定の範囲で、外れじゃない」って強弁しています。

前回の台風15号については、誰が見ても事前情報と実際の台風の勢力は大きく乖離しています。突風で70mという風がたった40mでは、予想の半分程度しか吹いていません。雨も事前の予想の半分に満たない地点も多数ありました。これで誤差の範囲で想定内と言うならば、何でも想定内になってしまいます。

気象庁の予報官はよっぽど面の皮が厚いんですね。

何でも「想定内」を強弁して、これでは言い訳出来ないときは「想定外」で責任逃れをするんですね、気象庁という組織は・・・

さて、今度は前回15号よりもさらに強力な台風16号が沖縄に接近しています。沖縄通過後も東シナ海を北上して、前回15号よりも九州に近いコースを通りそうです。九州は東シナ海を通る台風は「要」注意になります。

気象庁のトーンは前回の後ろめたさがあるのか、今回は15号よりも強い勢力にもかかわらず、少し弱めです。

強がりばかり言ってないで、素直に「ごめんなさい」って言えば、住民の皆さんとの信頼関係が構築出来るのにな、って思うのは私だけでしょうかね・・・。

そうすれば今回の16号は、前回よりも強いから、前回は外れて迷惑かけたけど、厳重に警戒して・・・って言えるのにな

残念な組織ですね、気象庁って・・・

今回の気象庁の対応を見ていると、つい最近の検察を思い出しました。

小沢さんの裁判で、石川議員の調書を明らかにねつ造した「犯罪」を犯した田代元検事の「記憶の混同」を根拠に不起訴にして、検察審査会に嘘の捜査報告書を提出して、しかもインターネットには検察の内部文章が流失して、検察の嘘がバレてしまって、犯罪集団のレッテルを貼られても間違いを一切認めない。

気象庁も検察も国民の税金でお給料を貰ってるのに、嘘をついても間違っても、自分たちの理論で「自分たちは絶対に正しい」と強弁して、事実を見ないで、事実を曲げてまで国民に強弁する姿は、怒りを通り越して哀れに見えます。

私のような小娘でも、こんな風に思うんですから、立派な大人の方が見たら、どんな風に思うんでしょうね。


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インフルエンザの出席停止期間について [医療のこと]

先日、姉から「インフルエンザの出席停止期間って変わったの?」って聞かれました。

姉の子が2学期になって幼稚園からもらってきたお便りに、インフルエンザの出席停止期間が「解熱後2日」から「解熱後3日」になっているとのことで、しかも「発症後5日」という条件が付け加えられていたそうです。

姉には「今年の4月から変わったんだよ」って答えました。つまり、インフルエンザに感染したらば「解熱後3日(小学生以上は2日)または発症後5日の長い方の期間は出席停止」ということになります。

私も姉に言われて改めて「うん?」って思ったので調べてみました。

幼稚園は文部科学省が所管なので、今までは幼稚園生に対して「解熱後2日は出席停止」というのを「解熱後3日」に変更して、さらに「発症後5日」を付け加えたみたいです。

保育園は厚生労働省が所管ですが、従来から「解熱後3日または発症後5日のどちらか長い期間」を出席停止としているようです。

お役所の縦割りと言えばそれまでですが・・・

こんな簡単なこともお互いにすりあわせをしないんでしょうか。

役所って・・・ホント楽な仕事してるな~、って痛感しました。

これでは「幼保一元化」なんて・・・まだまだ障害がありそうですね(--;)

まだ残暑が厳しい季節ですが、あと2~3ヶ月もすると流行も始まるころになります。

小さいお子さんや高齢者の方、そしてご家族の方はなるべきインフルエンザの予防接種を受けて下さいね・・・

もちろん医療機関にお勤めの方も私のような医学部の学生も、「注射は嫌い!(←私のことです(^^;)」なんて言わないできちんと受けましょうね。

特に医学部の学生は、実習のある5年生と国試を控えた6年生はほとんど全員が学校から受けるように言われます。料金も安く接種してくれますので・・・私は上記の学年ではないので、一応「対象外」ですけど「安くで受けられるんだから受けようかな~」って思っています。確か1000円くらいだったような・・・(←最近物忘れが激しいんです)

近所の病院で受けると大体2000円くらいでしょうか?

インフルエンザワクチンの接種は自由診療なので、医療機関で多少料金が異なるみたいですね。

スーパーの特売ではないけど「先着10名様は500円でインフルエンザワクチンを接種します」なんてチラシが新聞に入っていたら笑っちゃうのにな~、って思ったりしています(^^)


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真福八端 [自分のこと]

心の貧しい人々は、幸いである、
  天の国はその人たちのものである。
悲しむ人々は、幸いである、
  その人たちは慰められる。
柔和な人々は、幸いである、
  その人たちは地を受け継ぐ。
義に飢え渇く人々は、幸いである、
  その人たちは満たされる。
憐れみ深い人々は、幸いである、
  その人たちは憐れみを受ける。
心の清い人々は、幸いである、
  その人たちは神を見る。
平和を実現する人々は、幸いである、
  その人たちは神の子と呼ばれる。
義のために迫害される人々は、幸いである、
  天の国はその人たちのものである。
わたしのためにののしられ、迫害され、
身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、
あなたがたは幸いである。
喜びなさい。大いに喜びなさい。
天には大きな報いがある。

(マタイによる福音書5・3-12)

キリスト教の教えを凝縮した聖書の福音の言葉です

でも、この「真福八端」を読んで、違和感を感じる方も多いと思います。

普通、「悲しむ人は幸い」とか「迫害される人は幸い」と考える人はいません。

日本人の多くの人はお寺や神社で「どんなことを神様にお願いしましたか」と聞かれると、「家族みんなが健康であるように」とか、「家内安全、商売繁盛」とか、「今年は受験だから、志望校に入れるように」という答えが返ってきます。

私たちカトリックのクリスチャンは、この聖書の言葉不思議とすんなり自分の心の中に入ってきます。

理由は・・・わかりません。私のような幼児洗礼の人は、育った家庭が普通にキリスト教に教えを大切にしていたので、特別違和感を感じませんが、普通の日本人は、神様にお願いするときは「ご利益」を求めてお賽銭や寄付をしますので・・・

「現世利益」を求める日本人的宗教観とはキリスト教は少し(というか、かなり)異なります。

でも病気や怪我などで自身が死に直面したときに、意外と落ち着いているのがクリスチャンの人たちと言います。

キリスト教では「死」決して悲しむべき事ではないのです。

神様の所に行ける大変幸せなことなんです。教会のあるシスターは「天国には自分が被る花の冠が用意されている」って言います。この世界で神様の御心に合う行いをしないと天国に行けないので、せっかく準備された冠をそのまま放置されてしまう、って言います。

「終末医療」という言葉を聞くことがあります。

自分の命の灯火が尽きるとき、どのような人生の終末を迎えるか・・・。私はまだ若いのでそこまでの思考は働きませんが、先日父がこんなことを言いました。

「自分は死は神様の思し召しとして、どんな死であっても(事故死でも病死でも・・・もちろん寿命が尽きる死も)受け入れれて、神様に全てを委ねたい」と言います。

病気で苦しむのも神の思し召し、事故で死ぬのも神様の思し召し・・・

そんな父の思いに「信仰って凄いな」って思います。

私もクリスチャンとして、神様は信じています。「馬鹿じゃないの」とか「そんな非科学的なことを・・・」って言う人がいますが、信仰は「心」です。「霊的」なものです。あのアインシュタインも「科学では証明できない霊的なものが万物の摂理である」と言っています。

私はクリスチャンの家庭に育って良かったなぁ、って思います。

人を憎むよりも愛することを・・・

憎しみの連鎖を絶つためにも隣人愛を・・・

物欲よりも神様のお恵みを・・・

いまある「あたりまえ」に感謝すること・・・

両親がずっと私に教えてくれた生き方を・・・私は大切にしてゆきたいと思ってます。


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信頼関係 [日記]

台風15号が沖縄本島を通過後、東シナ海を北上中です。今日中に朝鮮半島に上陸する予報が出ています。

今回の台風15号は沖縄本島接近前から「沖縄本島では観測史上最強の台風で、記録的な風雨が予想されるので、最大級の警戒をするように」という沖縄地方気象台では異例の会見を開き、警戒を呼びかけました。

沖縄本島では台風の接近と共に緊張が走り、厳重な警戒態勢がひかれたみたいです。

そんな中、気象庁の観測では910hPa、中心付近の最大風速50m、瞬間最大風速70mの台風15号は沖縄本島に向けて、ほぼ進路予想通りのコースを通って接近しました。 

そして8月26日21:30ころ、名護市付近を台風の中心が通過したようです。このときの名護市の最低気圧は935hPaで気象庁の観測値とは25hPaも異なりました。風速も名護市では瞬間最大風速でも40mを超えていません。

このことから気象庁は今回の台風の観測に関しては過ちをし犯したことになります。

日本では海上にある台風の勢力予想はドボラック法という手法を用いているので、この方法は予報官の主観が入りやすい方法であることが欠点です。一方米軍は一時中止していた航空機による実測を再開しました。この米軍観測では、この台風15号は940~945hPaで風速も40m程度(日本の風速の観測方法に換算しています)の台風でした。

もう少し米軍の実測も参考にして、ドップラーレーダーの雲の動きからも風速を推測できた訳ですから、もう少し早い段階での修正は出来たはずです。もちろん、防災という観点からは必ずしも適切な対応では無いかもしれませんが・・・

なぜ今回、気象庁の観測が台風の実態とかけ離れたのか、その後の事後解析の結果を見ないと分かりませんが、多くの方々は「凄い台風って言ってたくせいに大したことないじゃん」と思ったでしょう。そして次回、気象庁が同じような情報を出して災害に警戒するように呼びかけても「また、どうせ大したことないさ」って思うはずです。

ここで情報の出し手と受け手の間の信頼関係が崩れてしまったことになります。

人間はとかく良い方に考える思考があります。「これくらいは大丈夫」「この前も大丈夫だったから今回も平気」「またどうせ外れる」という思考になり、本当に災害が迫っても対策が疎かになり、大きな被害を出すことになります。

私は今の気象庁に足りないのは、国民との信頼関係構築と謙虚な気持ちがないことだと思います。

あとでこっそり事後解析をして、台風の勢力や進路を変更しても、一般の国民の方はそれを見ることがありません。やはり間違いは間違いとして、きちんとした科学的根拠に基づく説明を国民の前でするべきだと思います。

もちろん天気予報も台風情報も、自然が相手なので人間の予想通りにならないのは十分に承知しています。しかし今後の国民との信頼関係を構築する上では、きちんとした解析と説明をして、一言「申し訳ない」と言うべきだと思います。

今回は沖縄本島ではなく奄美(特に与論島)では大きな被害が出ています。しかし鹿児島地方気象台が奄美地方に最大級の警戒をするように呼びかけたという情報は無かったように思います。沖縄ばかりに注目行っていたのかもしれませんが、結果として台風15号の特性を気象庁が見誤ったためと思います。 

今回の15号のような暴風域の大きい台風は、中心よりむしろ中心から100~200キロ離れた台風の進路の右側で、暴風が吹き荒れる傾向があります。

お天気は国民生活に非常に密接な関係があります。台風などの災害に限らず、今日の天気は?今度の週末の天気は?今年の冬は寒いの?など、生活や経済にも大きな影響を及ぼします。それだけ情報の発信する方は、責任が大きいと言うことを自覚して欲しいと思います。

ずいぶん前の話ですが、気象予報士の森田さんが、前の日に自分が言った天気予報が外れたときに、視聴者に「ごめんなさい」と謝ったところ、気象庁から大目玉を食らったと言う話を聞きました。この話に私は非常に違和感を感じます。間違ったことに謝るのは良いことと思うからです。その方がお互いに信頼関係を構築出来るからです。

NHKの天気予報は「気象情報」と言います。これは天気予報だと外れたときに文句を言われるから、気象情報にしたと聞いたことがあります。なんとも姑息な手段だな、って思います。

自然のことなので、当たらないのは仕方ないことと思いますが、では何故今回は誤った情報を出してしまったのか、その原因はなんだったのかをきちんと多くの国民の前で発表し、一言「迷惑をかけた」と言うだけで、信頼関係を構築出来ると思います。

せっかく国民の税金で高価なコンピュータを購入して予報精度も上がっているのに、国民との信頼関係が無ければ無用の長物になります。

コンピュータの性能を最大限引き出し、災害を未然に防ぐのに必要なのは、最新式の高価なコンピュータでもなく、優秀なオペレーターでもなく、人と人の信頼関係に尽きると思います。

不幸な災害を未然に防ぐためにも、国民との信頼関係を築けるように気象庁の職員は、責任感をもってきちんとした情報を国民に発信して欲しいと思います。


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残暑お見舞い申し上げます [日記]

残暑お見舞い申し上げます

立秋も過ぎましたが、毎日厳しい暑さが続いていますが、みなさんの地域では如何でしょうか

ただ、自然は一歩一歩着実に秋に向かっているようです

夜が一時期に比べてだいぶ早くなりました

一時は8時近くまで薄明るかったのが、今は7時で暗くなります

夜はまだ暑いですが、明け方は涼しさを感じるようになりました

虫や植物も、昼の長さが短くなったのを感じているのか、冬を迎える準備を少しずつ進めているようです

まだまだしばらくは厳しい残暑が続きそうです

ビールや枝豆が美味しい季節がしばらくは続きますね

でも秋の足音はすぐそこに聞こえています

爽やかな秋の空気に包まれのももうすぐ・・・

夏バテ気味の私は、一刻も早く秋が来て欲しいと思います


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貝を拾いにいきました [日記]

夏休みもお盆真っ最中・・・

田舎はお盆は「迎える」側なので、いつになく人が多いので疲れます・・・

今年は、私の姉が里帰り出産で帰省中で、旦那さんも一昨日から来ています

今日は姉の子2人と姉の旦那さんと私の4人で近所の砂浜に貝拾いに行きました

小さい貝ですが、味噌汁のだしするととっても美味しい貝です

地元では「波貝」って言ってます

日焼け対策しっかりして、貝掘りの道具一式を持って・・・姉の旦那さんは投げ釣りをしましたが、フグばっかりでした

フグは食べられませんので・・・おまけに歯が強く、針や糸を切ってしまうので、釣りをする人から嫌われています

姉の子たちは、フグが「プク~」ってふくれるのが面白いらしく、投げたり、蹴飛ばしたりして遊んでいました・・・ちょっとかわいそうなフグさんでした

貝の方は・・・まあまあの大漁でした

今晩は美味しい貝の味噌汁が飲めそうです

私も今日は得意のお料理を頑張って、みんなに振る舞うつもりです

私は・・・こう見えてもお料理が得意なんですよ~

女の子らしいでしょ(^_^)/

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夏休み [自分のこと]

夏休みになりました

 特別にすることはありません。暑いので家でゴロゴロしたり、家の手伝い(農作業)をしたり、友達と遊びに行ったり、姉の子供の子守をしたり、少し勉強したりしてます。

昨日は友達と飲み会をしました。女子だけだったので「女子会」です。

結構、盛り上がりました。帰りは父に迎え気にてもらいました。

父は不機嫌でした。父は私を迎えに行くまで飲めなっかたからです。10時頃に「迎えに来て」って電話したら無言でした・・・

今日は父が地元の同業者と飲み会みたいです。なので私がお迎えに行きます。

関西への旅行も中止になったので、残りの夏休みをどうしようか・・・

考え中です。


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原爆の日に [詩]

昨日8月6日には、広島に原爆が落とされた日です。67年前のことです。毎年この日が来ると思い出す詩があります。

『序』    峠三吉
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ

わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ

にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ

『こどもたちよ』 大平数子

こどもたち あなたは知っているでしょう
正義ということを

正義とは 剣をぬくことではないことを
正義とは 愛だということを
正義とは 母さんを悲しまさないことだということも

みんな 母さんの子だから
こどもたち あなたは知っているでしょう?

日本はこの地球上で唯一原爆を落とされ、多くの被爆者を出した国です。本来であれば原子力に関しては、他国以上に慎重であるはずなのに・・・

福島の原発事故から1年と5ヶ月・・・

たった1年5ヶ月であの悲惨な事故は過去のものとされかけています。

今なお不安な思いでいる人たちがたくさんいるのに・・・

故郷を追われた人たちがたくさんいるのに・・・

医師の世界もこのことを取り上げるのは何故かタブー視されているような気がします。「何故なんだろう?」って凄く疑問に思っています。

最後に坂本龍一さんのメッセージを紹介します

福島で起きた最悪の事故は、原子力を平和的に使うという
幻想から私たちを目覚めさせました
武器であろうと電力であろうと
核と人類は共存できないと世界に証明することが
次に必要なことなのです

私の目には、時計の針が逆回転して、67年前の悲劇が再び目の前で進行しているように見えます。

 


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反省しない面々・・・(--;) [社会問題]

原子力規制委員会の人事に国民の怒りが爆発しています。

福島原発事故で、あれだけの惨事を起こしておきながら、今なお自らの保身と利権、組織防衛のために国民の健康も命も何とも思わない政治家・官僚・学者・大企業の面々にはあきれて物が言えません。

以下に福島県郡山市から静岡県に自主避難した長谷川さんが「原子力規制委員会の人事に異議あり!」という記者会見で話された声です。

****************************************

私は昨年の8月、福島県郡山市から家族と静岡に自主避難をした長谷川と申します。
昨年の夏私たち夫婦は今までの全てを失っても子どもだけは守り抜くという選択をしました。
それから4カ月経った昨年12月6日は息子の6歳の誕生日でした。
しかし私にはこの日異郷の地で初めて誕生日を迎えた息子をおいても
行かなければならない場所がありました。

この日は政府の原子力賠償紛争審査会で、一つの決着がつく日でした。
自主的避難者の権利。
この問題は、福島が見舞われた数多くの問題の中で、私にとっては当事者中の当事者。
譲れない問題でした。

福島を離れるにあたって捨て去った多くのもの。
味わった屈辱。そして、子どもたちの未来を背負って私はその場所に向かいました。
しかしそこには思いもよらない光景が待っていました。

賠償金は妊婦・子どもは50万、40万、高すぎる!30万か 
大人は10万以下だろう 8万、いや、5万だ!
私たちはセリにでもかけられているのだろうかと目を疑いました。
前に座って聴聞していたお母さん方の中には、嗚咽を漏らして泣き崩れる人もいました。
場内は怒涛に包まれました。

そして、そんな光景の最後にさらに異様な光景が続きました。
会合も終わろうとしている時、一人の男性が半ば強引にマイクを握りました。
田中俊一氏でした。
田中氏は我々の目の前で「放射線被ばくの恐怖と不安は個人差も大きく、
賠償という形で対応することが克服する最も適切な方法であるとは考えていません」
と言い放ちました。

私はここで、田中俊一氏が改めて私たち家族の敵、福島の敵であることを確認しました。
震災から1年5カ月が経とうとしている今、福島は不安と分断の中にいます。
「ふるさとを守りたい」
「子どもを守りたい」との狭間で、多くの親が心を痛めています。

そしてその原因となっている事柄は、
非常時の名のもとに、放射線基準値を20倍もの年間20ミリシーベルトにまでも引き上げ、
まずは経済を守ろうとの維持で福島の人々を被ばく地に押しとどめて、
命を軽視し、命を値切る人々なのです。

そしてその集団の最たる人物が、長崎からやってきて安全神話をいち早く構築し、
今も福島医大の副学長として居座り続ける山下俊一氏や、
また、彼自身が自らの口で、
「原子力の平和利用を先頭に立って進めてきた者として、国民に深く陳謝いたします」
と、謝罪会見をしたことでも明らかである、
日本の原子力問題の推進者中の推進者、田中俊一氏なのです。

私はあえて申します。
私たち自主避難者は福島を離れる時
「裏切り者」「非国民」との周囲の罵りを受けた人も少なくありません。
しかし、今もなお20ミリシーベルトを撤回せず、人命を軽視する彼らこそ、
福島県民、そして日本国民に対しての「裏切り者」「非国民」でありましょう!

私はこれからも叫び続けます。
「子どもたちを守ろう」と。
それが、あの日ひっそりと福島を後にした朝の、
家内と息子の寂しい笑顔に報いる自分自身の闘いである。
福島の親として、未来の子孫への責務と心得るからであります。

******************************

今、問題になっているのはこの委員の委員長候補として政府民主党が推している、田中俊一氏の人事についてです。この人事はおそらく官僚の筋書き通りの人事だと思いますが、それを丸呑みする政治家も情けない・・・。

そもそも原子力規制委員会の委員は、「原子力ムラ」の住人からは選ばないと、細野大臣が言っていましたが、見事なほどムラの住人を、しかも委員長候補として名前を上げてきました。

原子力規制委員会の委員人事は、国会同意人事で任期は委員長で5年だそうです。委員は独立性を確保するため、憲法で定めれている三権分立にどこにも属さないそうで、一度決まった人事は何人も任期中は干渉できないそうです。

怪しい検察審査会と同じ穴の狢です。なのでここで原子力ムラの住人を委員に起用することは、推進派としては悲願のはずです。

規制委員というブレキーをかける側に、推進派の委員が入りアクセルを踏めば、また原子力安全・保安院と同じ過ち繰り返すことになるのは火を見るより明らかなのに・・・

ホントに懲りない大馬鹿どもです。

その他の委員にも、田中氏の子分みたいな人やアイソトープ協会のおばさんが候補に上がっています。どれも「原子力関連団体、企業の人たちは委員になれない」という法律に明確に違反しています。

福島から自主避難してきて、塗炭の苦しみを味わっている人たちを前に、平気でこんなことを言える神経の持ち主に(もっとも人間の心を持たない守銭奴でないと原子力ムラの中で出世出来ないのかもしれませんが)、これからの原子力、原発の在り方を決める委員にふさわしいはずがありません。

私もいずれは結婚して子供を産むときが来るかもしれません。そんなとき、今のような放射能を心配する子育てはしたくありません。

福島医大の山下俊一氏・・・

私はこの男も絶対に許せません。この人はカトリックの信者だとか・・・同じ信者として恥ずかしい限りです。

ちなみに、日本カトリック中央協議会は、原発に関しては反対の立場をとっております。人の命を、子供の命を、何とも思わない懲りない面々・・・。

しかもこの山下氏は医師でもあるんです。こんな男、医師として失格です。人の心の痛みや悲しみが理解出来ない人は医師になる資格がありません。今すぐ医師免許を剥奪して欲しいくらいです。

こんな人たちが国を統治しているのが、今の日本です。

私はこんな懲りない面々は絶対に許せません。


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